step.4-6 行動を数個くらい消化してみる
この調子で、もう少し行動を消化してみましょう。
(!) 今日やるエリアから 2、3 個ほど選び、消化してください。
いかがでしたか。何の変哲もない TODO リストの消化ですが、GTD では毎日毎日これをやっていきます。
身も蓋もない言い方をすると、私たちは「次に取るべき行動」に従って動くロボットです。 日常生活をおくる際、普通の人は、頭の中であーでもないこーでもないと悩みながら選択していきますが、GTD では違います。
事前に目に見える形で洗い出された「次に取るべき行動」を見て、ひとつずつ処理をしていくのです。
頭の中にある記憶ではなく、頭の外にある箇条書きに従う――だからこそやり忘れもなく、迷うこともなく、ストレスフリーに進んでいくことができます。 さて、せっかくですから、少し振り返っておきましょう。
(!) 以下の質問に答えてみてください。
ここまで何個行動を消化しましたか?
それら行動を選んだのはなぜですか?
それら行動を選ぶ際、迷いはありましたか?
それら行動を消化する際、迷うことなく動けましたか?
それとも「えっと、これは何をすればいいんだっけ」と迷いましたか?
終了済のマークとして、どんな書き方をしましたか?
またそれは書きやすいですか?
正解はありませんが、心がけると捗ることがいくつかあります。
一行一項目を徹底する
関連する項目は一箇所に固める
順番に意味を持たせる
例:優先度が高いもの(先にやりたいもの)を上に書く
表現はなるべく具体的にする
項目の並び替えはこまめに行い、見やすさを維持する
特に終了マークをつけるときに
書き方を統一すると、使いやすさがグンと増します。
箇条書きの先頭につける記号
例:・ - .
「~~する」と動詞で表現する
(Bad) 「東京旅行 観光地」
(Good) 「東京旅行で行きたい観光地を一つ決める」
(Better) 「東京旅行 観光地決め 雑誌ABCのランキングから一つ選ぶ」
終了マークとして使う記号
例:x x end End fin 終 [終]